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運動は、なるべく若いうちに始めたほうがいいよ!(黒住明彦さんvol.2)

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山は、やっぱり登ったら、気持ちがいいものです。

今回インタビューさせていただいたのは黒住明彦さん

1978年大学卒業後、全日空(現在のANA)に入社。当初6年間は伊丹空港に勤務しその当時に結婚。1984年から本社、成田空港、羽田空港を順次異動。2007年頃、長年の不摂生がたたり医師から糖尿病を宣告されたのを機に、出勤前ジム通いを開始。その後50歳半ばに入ってからフルマラソンにも挑戦。2011年の東日本大震災の直後からは、津波に飲み込まれた仙台空港ビル会社に赴任し、2014年まで地域の復興を担当。

2014年9月にANAを定年退職し、現在は雇用延長という身分でグループ子会社の監査役を務める。家族構成は妻、息子2人の家族と孫娘がひとり。

_奥様と一緒によく山に走りにいっている印象がありますが。

そうですね。でもだいたい彼女が走りに行くための足としてついていくんですよ。山梨でやった野辺山山岳マラソンには、仙台からわざわざ車で行って、泊まって。妻は100キロ走って、私は40キロの部に出てみたり。そういう意味ではよく一緒に山は行きましたね。蔵王とか月山とか。真夏でも雪のある山。トレイルランナーの奥宮さんのツアーで一緒に行ったりとか。でも、僕は基本アッシーですよ(笑)。

 

_トレイルランはハードなイメージがあるから、なかなか始められない人もいますけどね。

まあね。でも、私みたいなこんな体型で、経験がなくても走れるんだから、みんなも臆病にならずに行ってみるといいですよ。山はやっぱり登ったら気持ちがいいですからね。

 

_仙台の仲間がいて、なんだかんだ連れていってくれるからっていうのもありますかね? なかなか一人で山は始められないですし、楽しみ方もつかめないんじゃないですかね。

そうですね、仙台で山に連れていってくれた人はものすごい人生を楽しんでいる人で。トレイルランに行ったり、スノーシューで山遊びしよう!とか呼びかけてくれて。そのおかげかもしれないですね。

 

_また、仙台だとすぐ自然もありますし、山も。

そう!すぐ近所にいっぱいありましたからね。環境と出会いがあったことが大きかったかもしれないですね。また、基本的にスポーツをする人って変な人いないですからね。

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_そうですか。

変わった人はいるだろうけど、でもみんな同じ楽しみを求めているっていうか。共通のものがあるのかなって思いますね。

 

_ちょうど単身赴任で新しい地に行ったタイミングで、新しい友だち、コミュニティに出会ったのはとてもよかったのかもしれませんね。

そうですね。定年前の最後の3年間にこんなに楽しい環境を与えてもらえたってことを会社に感謝しています。東京で従来と変わらない環境で過ごす確率のほうが高かったのに、震災がきっかけとなり、自分が仙台に行かざるをえなくなったんですけどね。震災からの復興は本当に大変なことだったけど、仙台に行ったことで、仕事以外のつながりも沢山できて、地域での活動をできたりとか。僕ら夫婦にとっては夢の様な3年間でしたね。

 

_仙台に転勤になった経緯としては、震災復興という大変なミッションでしたよね。震災直後の一番大変な時期に。

行った時はね。

 

_走ったり、山に行くことが、仕事でのストレス解消なんかにもつながっていたんですか?

そうでもなかったかな。仕事以外の時間が結構あったんですよね。その時間を使って走りに行ったり、それこそ社外の人との交流を沢山出来たっていうのが、東京にいた時の生活との大きな違いですね。しかも自然に沢山触れる機会も、すぐ近くに温泉があったりとか。

 

_そうなんですね。仕事以外に楽しめることが増えた、そんな感じですね。

そうそう。色々なところへも行きましたね。南三陸もよく行きましたし、秋保温泉とか。秋保温泉にはよく走って行っていましたね。16キロくらいなので、走っていって温泉に入ってバスで帰ってくるとかということもしました。

 

_健康的!!

ほんと健康的。東京にいた時とは違うかも。

 

_私が初めて仙台でお会いしたとき、震災対応での赴任だったので大変だったと思うのですが、仙台での生活はとても充実している印象がありました。お知り合いもとても多かったですし。

仙台に行ってから知りあった人は沢山いますね。そのことは妻に感謝しています。僕ひとりじゃ、あんなに短期間で沢山友達はできないし。妻は誰とでもすぐ昔からの友達みたいになれるんですよね。

 

若いうちに正しい体の基本を面倒くさがらずに学べば生涯楽しめる

_素晴らしいことですよね。あらためて、運動を始めて良かったなって思うことは何ですか?

やっぱり、付き合い、人脈が広がったってことですね。この年になって、こんなにも沢山友だちが出来たっていうことですね。それと僕自身そんなにスポーツマンじゃないから、体を動かすことの喜び、そう!達成感を感じられることだと思うんですよね。

 

_達成感。

あぁ、やった!今日も走った。ここまで走った!っていう。最近は携帯アプリとかでも記録できますしね。今の携帯にはもう2千何百キロっとか記録されているから、そういうのが一つの励みになってくると思いますね。積み重ねです。

 

_すごいことです。

でも、僕は月に100キロも走ったことはないですけどね。

 

_やり過ぎもよくないですから。自分にあったペースがいいと思います。

そんなにやり過ぎない。マイペースで楽しむ。それくらいでいいと思っています。

 

_これからも続けたていきたいですか? 今は怪我もしてますけど。

今はまだ、膝がよくないので、ジムのランニングマシンで軽く3キロくらいを走っていますけど、やっぱり山が楽しいですよね。最近、茨城の筑波連山のひとつで宝篋山に妻と行くんですが、なかなかいいんですよ。標高は450mくらいなんですが、コースが縦横無尽にあって、ほとんど人がいない。ちょうど高尾山みたいで、仙台でいう泉ヶ岳みたいに起伏に飛んだコースとか、砂利道とか、落ち葉がいっぱいあるフカフカのところとか、いろんなコースがあって。単純に登って降りると、6キロくらいなんですけど、すごくいいコースがあって、去年は何回か行ったんですよね。都内から1時間くらいで行けちゃうから。

 

_最後に、これから運動をしてみたいななんて思っている人にメッセージとか、アドバイスがあればお願いします。

なるべく若いうちに始めたほうがいいよ!ってことですね。あとは体の基礎知識をちゃんと学ぶってことですね。恥ずかしがらずにちゃんと人から学ぶことが、生涯怪我せず楽しめる元だって思います。人に聞くっていうのはどっちかというと、僕も嫌いだったんですけど、これほど近道はないんだよね。

 

_そうですね。ちゃんとプロに教わるってことですね。

そうそう。ジムのトレーナーとか、もしくは一緒にやっている経験のある方とかに教えてもらうことですね。結構大事だなって思うのは、単純だけど歩き方、とかね。

 

_基本ですし、毎日のことですしね。全部つながっていますからね。

そういうことを含めて若いうちに正しい体の基本を面倒くさがらずに学べば生涯楽しめると思います。この歳になってやっとわかりました。これは、唯一後悔していることです。

 

_今からでも少しずつやれば、よくなるし、間に合いますので!

僕はそれを言いたい。それと、こんなに楽しい仲間ができるんだから、もっと若いときに始めておけばよかったと思う。

 

_これからまだまだ、新しい楽しみも、沢山の出会いあるでしょうから、ますます楽しみですね!この先、新たな目標とか、やってみたいことはありますか?

とにかく1日でも1年でもコンディションをよく保って生涯現役で終わりたいなっていう気持ちです。どこに行きたいとかはあまりないですね。

 

_同世代よりの方の中でも絶対元気な方ですよね。

そうですね。60歳になると、人それぞれに差が出ますよね。楽しいですよ、体を動かすのは。

 

_素晴らしいですね。

みなさんのおかげ。なんかあったらまた誘ってください。

 

_ありがとうございました。黒住さんはご夫婦で知り合いなのですが、知り合ったときから、本当によくご夫婦で走りにいったり、山に行ったりとアクティブな印象でした。運動をはじめたきっかけが健康診断だったとはいえ、こうして、体を動かすことで、仲間が増え、楽しみが増え、定年後もとても充実した生活をされていること、とても素敵ですね。これからも無理なく、楽しく運動を続けていって欲しいな、って思います。

この記事の著者

森村ゆき
森村ゆき
RunforSmile株式会社代表取締役。2004年に初挑戦したホノルルマラソンで、改めて体を動かす素晴らしさを体感し「より多くの人に体を動かす素晴らしさを味わってほしい!」と“スポーツ”と“コミュニティ”をキーワードに、さまざまな活動をスタート。
2005年、ホノルルマラソン完走をきっかけに友人たちと立ち上げた『PARACUP~世界の子どもたちに贈るRUN~』は、楽しみながら走ることで世界の子どもたちをサポートする仕組みをうみ、現在までの寄付額は約7000万円にのぼる。現在は、「体を動かすこと」でその人の健康を見直すきっかけを作り、「いつまでも健康で豊かな人生を送る人を増やしたい!」と、体に関するセミナーや大会の企画運営、講演、スポーツボランティアのマネジメントなどを行っている。
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