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体力の不安が増す30代。今年から身体革命をおこす!(中野亜海さんVol.1)

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今回、インタビューさせて頂いたのは中野亜海さん

 ダイヤモンド社の書籍編集者。メイクとファッション、たまにビジネス書の編集を担当。自称「心配性」で、世の中に書籍を送り出すときは、いつも不安でいっぱいというが『読むだけで思わず二度見される 美人になれる(神崎恵著)』(KADOKAWA / 中経出版)や『いつもの服をそのまま着ているだけなのに、なぜだかおしゃれに見える(山本あきこ著)』(ダイヤモンド社)など、数々のヒット作を世に出す。趣味は三味線、興味があるのはお江戸。「筋肉のことを考えたことがない人生」というように、運動は大の苦手で、子どもの頃は自分より走るのが遅い子を見たことがなかったという。

 

夕方5時以降も普通に働ける体力が欲しい

 _今日はよろしくお願いします。中野さんと初めてお会いしたのは5ヶ月ぐらい前でしたね。

 編集者の仕事って、体力勝負のところがあるから、こんなに細くて、体力仕事をするなんて凄いなーって思っていたんです。

 いや、本当に体力がなくて、実はそれが悩みだったんです。それでも、20代の頃は、徹夜も出来たし、まわりの人と同じぐらいの体力はあったと思うんですが、30歳を越えたあたりから、身体に不安が出てきたんです。

 

_不安ですか? 何か体調に変化があったんですか?

 もう、いろいろありました(笑)身体の左側だけ痛いとか、単行本の校了をしていると頭痛が酷いとか。もともと胃は弱いんですけれど、胃痛も酷くなった時期だと思います。

 

_あちこち、痛い……(涙)

 もっとありますよ(笑)夕方5時を過ぎると、もうヘトヘトで。帰宅しても何もする気になれない。体力がないことで、校了が終らないんじゃないか? と不安になったこともあるんです。夕方5時からも普通に仕事がしたい。切実にそう思っているんです。

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_打ち合わせで「夕方5時からも普通に働きたい」と言っていたこと、すごく覚えています。昔の私と一緒だ……と思って

 実は不調を改善したい、健康でいたいと思って、いろんなことを試してきたんです。漢方は1年ぐらい続けましたし、鍼にも2〜3年は通っていました。行くと調子は良いんです。漢方の先生も、鍼の先生もいろんなアドバイスをくださって、出来ることはやっていました。「冷やさない」「玄米を食べる」「睡眠を確保する」……。私が東洋医学でいうと「虚証」といって、「気」や「血」が足りない体質だったこともあると思いますが、どちらかというと「何もしない」「頑張らない」ことばかりだったんですね。そのうち、行った後の数日は調子が良いけれど、行かないともとに戻ってしまう……と、ぼんやりと感じて、行かなくなってしまったんです。

 

_体質改善をしたかったんですね。

 それは今でもしたいです。体質改善しないと、本当にまずいな〜と感じているので。

 

_身体に対する危機感が凄いですよね?

 身体に自信がないんです。頭を使うことには、多少自信があるのに、身体を使う、コントロールすることに自信がまったくないんですね。それは運動も……。

 

_漢方や鍼以外にも何かしていたんですか?

 食べることを忘れるほど忙しかった時期があって、あまり食べられずにいたら、4キロも減ってしまって。女性はみんな痩せたいと思うのですが、私はもともと体重がないので、減ってしまうのが怖いんです。それで、1年ぐらい前から、きちんと食べる習慣をつけ始めました。

 

_今も十分、細いけれど……体重は戻ってきているの?

 はい。ようやく減った4キロは戻りました。食事で体重を増やせたので、次は何をしようかな〜と思っていたんです。

 

何か始めないと老いてしまう。そんな危機感が走り出す一歩。

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_それで「走ってみたいです!」といってくれたんですね。でも、いきなりランニングって、ハードルが高くなかったですか?

 ハードルは高かったですよ。でも、何か動きたい気持ちも強かったんです。

 

_ダイエット目的で走る人はたくさん見て来たけれど、痩せているのに、どうして走りたいんだろ? とちょっと不思議だったんです。でも、中野さんとしては、食事を変えて、少し体調が上向いていたんですね。

 まだまだ、身体のことは不安だらけですけれど(笑)。

 

_まだ若いし、検査結果が悪いわけでもないんですよね? 不安っていうところが、すごい真面目なんだなぁって思います。

 真面目ですね。それに心配性なところもあるんですけれど。検査結果は悪くないんです。体重が足りないぐらいで。実は先日、骨密度とヘモグロビンと体組成を測ってもらって、食事のカウンセリングを受けてみたんです。筋肉量が異常に少ないことと、それによってBMI(※)が低過ぎたんですが、それ以外は正常値に入っていて。これは、めちゃくちゃ嬉しかった!

 

_多くの人は「大丈夫だろう」と思って健康診断を受けて、悪い結果に驚くんですけれど……。逆なんですね。

 そうなんですか? 私は、どうしても身体、健康、体力に自信がないから、不安なんですね。運動も、小さい頃から私より走るのが遅い子を見たことがないぐらい苦手でした。体育の授業は出ていたけれど、何をしていたのか覚えていない。骨折も良くしていたし、とにかく、身体が弱いんじゃないか? と思うんです。

 

_そんなに運動が苦手……。驚きました。

 独り暮らしを始めた頃、ペットボトルのキャップが開けられなくて……(笑)。

 

_えっ? 力がなくて……ってことですか?

 そうなんです。それで、本当にまずいな……と思ったことを思い出しました。実家は田舎で、完全に車生活なんです。歩くことがほとんどない。東京に出て来て、本当に良く歩くようになりましたから。

 

_そんなに運動が苦手で、身体が弱いかも? と思っているのに、走りたいと思った理由を聞いても良いですか?

 これは何かしないといけない危機感です。30歳を過ぎたあたりから「年をとるとお酒に弱くなるよ」っていう言葉も、身に沁みて分かるようになってしまったし。20代の頃は「そんな日が来るかな?」と疑っていたのに、まんまと私も「これが、お酒が弱くなるってことか〜」と分かるようになってしまったんですね。それが年相応なのかもしれませんが、そんな時期にあちこちが痛い、辛いっていうのが重なって、自分はほかの人よりも早く老いてしまう気がしているんです。だから、本気で何かを始めないと! 

 

次回は「身体に自信がない」と連呼する中野亜海さんが、

走り出したり、コンディショニングを体験したりした感想を伺っていきます。

取材・文/坂本真理

この記事の著者

坂本 真理
坂本 真理
女性誌やWeb、書籍などで「健康&フィットネス」「女性のダイエットから不定愁訴」「医療」の取材執筆を続けている。取材を通して多くの医師、専門家の話を伺いながら、自分自身の体調改善を小さくスタートさせ、長年付き合っていた、アトピー性皮膚炎と喘息を30代から改善。 「身体は何歳になっても変わる」「治らないと思っている慢性的な不調も改善する方法がある」。自身の身体で実感したことから、書いて伝えるだけでなく、直接伝える場所を持ちたいと一念発起。コンディショニングトレーナーの資格を取得。どんなダイエットやスポーツ、食事法にもいいコトはあるが、その基礎となる「カラダを整えるコト」に着目し、現在は執筆活動に加え、スタジオやジムでのレッスン、企業などで運動指導と身体を整える基本を伝えている。また、2010年より、女子が作る女子のためのマラソン大会を主宰する一般社団法人「ランガール」のメンバーでもあり、ヘルスリテラシー向上に繋がる活動を続けている。
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