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自信がついてプラス思考に。さらに体と向き合い、体の声が聞こえるようになりました。(飯野久子さんVol.2)

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今回インタビューさせていただいたのは飯野久子さん

中学3年、小学6年、小学2、三人の男の子の母。ご主人の開業する歯科医院で歯科衛生士として勤務。2011年1月から子育てで忙しい毎日を送る中で、簡単にできるランニングをスタート。ダイエット目的だったランニングにすっかりはまり、近所を30分走ることからスタートし、今では、フルマラソン、ウルトラマラソンを経験し、2015年には、憧れだった長谷川恒男カップ(ハセツネカップ)を見事完走。今年は、Fun Trails 100K roundにエントリーして完走を目指しています。

前回は飯野さんがランニングを始めたきっかけをうかがいました。今回はさらにランニングの幅を広げた飯野さんからその魅力をうかがっていきます。

_最近はウルトラマラソンとか、トレイルランにもチャレンジされていますよね?

それは、周りの影響が大きくて、特にウルトラマラソンは。トレイルランはラン仲間に「一緒に山に行って走ろうよ!」と誘われて行ったらものすごく楽しくて。山を走るのは、とても新鮮で、ロードは淡々としているけれど、山は景色もきれいだし、山頂まで登れる達成感や、下るときの爽快感があったりして。最近ではすっかりトレイルランニングばかりです。山の魅力にはまってしまったんだと思います。よく考えてみたら父が山岳部で小さいころよく一緒に山に行っていましたね。その時の記憶が掘り起こされたみたい。夏休みとか父と一緒に山に行くのはすごく楽しかったし。小さいときから山登りは好きだったんだろうな、って。

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_それは、お父さん喜んでるんじゃないですか?

これがまた、アドバイスとかしてくるんですよ。装備はしっかりしろ、とか。この間ちょっとだけ峠を一緒に散歩したりしましたけどね。一緒に行くと、ガイドみたいなことを言ってきます。地形の説明とか、植物のこととか。理科の先生だったこともあって。

_お父さんとも共通の話題ができて素敵ですね。ランニングを始めてから変わったことはありますか?

すごく体力ついたと思います。あとは、大会の完走とか自分で立てた目標をクリアしていくことで自信がついてきて物事を前向きにとらえるようになりましたね。何事もプラス思考で考えられるようになって、前よりは精神的に豊かになった気がします。あとは、自分自身が体と向き合うことができるようになりました。今日は調子いいとか悪いとか、体の声が聞こえるようになりました。以前は自分の体なんて後回しだったけど、今日は疲れているからここをほぐしてあげようとか、ふらふらするから、食事で栄養をきちんととろうとか、調子を見るようになった感じがします。

 

_健康管理ですね。

食生活も気を付けるようになりましたね。バランスとか。筋肉を減らさないようにたんぱく質を摂って、とか。疲れると以前は食欲がなくなっていたけど、疲れた時こそしっかり食べようと思うようになりました。おやつは以前に比べてあまり食べなくなって食事を三食しっかり食べるようになりました。

 

_最近はどういう頻度で走っているんですか?

今は通勤ランをしています。職場まで近道で約5キロ、普通に行くと7キロ。いけるときは7キロ、疲れているときは5キロで。朝と帰りに走っています。

 

_通勤ランいいですね。時間の有効活用ですね。

時間って作ろうと思えば作れるんですよね。「見えない時間で稼ぎなさい」って本に書いてあったんです。忙しくて時間がない、と思っていても書き出してみると使える時間が結構あって。スケジュールをきちんとたてていくと、いい時間が過ごせるなって。子育てしていると大変だし、なかなかできないって思うかもしれないけど、時間は作れるもんです。

 

_余裕が生まれる感じですね。ランニングがここまで続いてる秘訣はなんですか?

好きっていうのはありますね。あとは、無理をしない、ハードルをあげすぎないことかな。目標が高いとできたときはうれしいけれど、出来なかったときに続かない。今日は疲れたからやめとこう、と思うときもありますし。

 

_ハードルを上げすぎないっていいですね。最近はレースにもよくでているようですがレース後に燃え尽きたりとかしませんか?

レースもほとんどが目標のレースじゃなくて、目標のレースのための練習として出ているのが多いです。目標のレースは緊張しちゃうので、走り切れればいいやっていうレースが多いです。

 

_レースも毎回、毎回目標立てて競い始めると自分を追い込みすぎてしまう人多いですものね。

そうなると故障しちゃうので、周りに惑わされちゃいけない。自分のペースでやる。レースもみんなが出ていても自分のペースでやるようにしています。

 

_アクティ部(現カラダ大学ランニング部)の副部長をしていただいていますが、やってみていかがですか?

とても楽しんでいます。参加者が今日来てよかったなと思ってもらえるようにしたいと心がけています。だからいろんな人と話したりするようにしています。同じ大会に出る人に出会ったりすると、よりつながったりしますし、何よりおもしろい人が多くて楽しいです。

 

_ランニングでの出会いで何か変化はありますか?

いろんな職業の方が集まっているから、何気ない話を聞くのもおもしろいです。こんな仕事していたんだ~とか。同じような境遇のママさんとかいると情報交換したりもします。

 

_ママ友だけじゃなく、趣味でつながっているのっていいですよね。

貴重ですね。

 

_この先の目標とかありますか?

出来る限り、続けていければいいなと思います。トレイルランニングは50歳代が一番強いって最近聞いて、50代か、まだまだだな、もっと頑張れってことかなと思っています。これから子供も大きくなって、いまより自由な時間ができるし、将来年齢重ねても出来る範囲でやっていけたらこんな幸せなことはないんじゃないかと思います。

 

_では、最後にこれから始めてみたい人に向けてメッセージがあればお願いします。

最初の一歩って肝心だと思うんです。痩せなきゃとか運動しなきゃって人から言われたり、自分で思ったりするんですけど最初の一歩って勇気がいりますよね。とりあえずウォーキングから始めて、その後、少しでいいので目標をたてて、それに向かって頑張ろう、達成しようっていう志が大事だと思います。今月は週に3回歩くことができたら、次は走ってみようとか。実際走ったり、歩いたりしてみると、普段何も感じなかった景色もすごくきれいに感じられたり、汗をかけて気持ちよかったとか。五感をフル稼働させられると思うんです。そうすると楽しくなると思います。一歩目をクリアできると、そこからどんどんできるようになると思います。何か自分なりの目標があるといいですよね。体重計とかで計って数値化するとやる気出ますよね。万歩計も最近は携帯電話についていますし。数字が出るとスイッチはいります。とにかく最初は肝心。友人に誘われたら必ず行ってみるとか。そういった環境もとても大事です。始めてみてよかったな、となれば幸せなことです。

 

ありがとうございました。飯野さんは会うたびにエネルギーがみなぎっていて、いつも前向きなオーラを感じるのですが、それはランニングを続けることで積み上げてきた自信からくるものなのかもしれません。ランニング部の副部長として、これからも多くの方とランニングの楽しさを共有していただければと思います。

この記事の著者

森村ゆき
森村ゆき
RunforSmile株式会社代表取締役。2004年に初挑戦したホノルルマラソンで、改めて体を動かす素晴らしさを体感し「より多くの人に体を動かす素晴らしさを味わってほしい!」と“スポーツ”と“コミュニティ”をキーワードに、さまざまな活動をスタート。
2005年、ホノルルマラソン完走をきっかけに友人たちと立ち上げた『PARACUP~世界の子どもたちに贈るRUN~』は、楽しみながら走ることで世界の子どもたちをサポートする仕組みをうみ、現在までの寄付額は約7000万円にのぼる。現在は、「体を動かすこと」でその人の健康を見直すきっかけを作り、「いつまでも健康で豊かな人生を送る人を増やしたい!」と、体に関するセミナーや大会の企画運営、講演、スポーツボランティアのマネジメントなどを行っている。
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