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家の中であれこれ悩むくらいだったら 外に行って走ろう! 歩こう!(黒木公美さんVol.2)

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今回インタビューさせていただいたのは黒木公美(くろきくみ)さん

2010年、次男が小学校に入学したのを機にランニングをスタート。2012年より、小学生のアウトドアスポーツクラブや、ママ向けスポーツコミュニティ「Cheer Up Mom」を主宰。現在は、月に1回、親子を対象とした「多摩川であそぼう」や、女性向けの砧公園でのラン&ノルディックウォーキングレッスン、季節ごとに鎌倉や横浜などへのお出かけノンルディックウォーキングイベントを開催。60歳までは年に1回フルマラソンを走ることが目標。

Vol.1では、ランニングをはじめたきっかけについて伺いました。Vol.2では、最近始めたノルディックウォーキングのお話を伺っていきます。

 

_最近ではさらに、ノルディックウォーキングをはじめたそうですね。

まわりの人に体を動かそうよ! と誘っても、ランニングはハードルが高いという人が多くて。

でも、私の周りには、走るのは無理なんだけど何か運動をしたい。

何から始めたらいい? って、人がたくさんいて。

中には、ウォーキングをしていても効果が出ない人もいるんですね。

それで、ノルディックウォーキングのインストラクターの資格をとりました。

誘ってみると、ノルディックウォーキングだったらやってみたい!

と言ってくださる方が予想以上に多くて……。

実際、ポールを持って歩くと、「キレイな姿勢で歩けるようになる」「二の腕が筋肉痛になった」など

効果を感じてくださっています。

 

ノルディックウォーキング

 

_歩くコースとかは公美さんが考えているんですか?

コースは自分でいろいろ考えて、興味持ってもらえるようにしています。

知らないうちにたくさん歩いちゃった! 私ってこんなに歩けるんだ! と言ってもらえるよう、

見どころが盛りだくさんのコースを考えています。

美味しいものはみなさん喜んでくださるので、必ず入れています。

 

横浜へNW

 

_公美さんがインストラクターを取得してまで

みんなを誘い出したかったのにはどんな思いがあったんですか?

女性って、悩みが多いと思うんです。

ときに、なんだかんだ悩んで元気がでないことがあると感じています。

特にママは、家族のこととかも含めると大変なことも多い。

自分が走って心身ともに健康になったと感じているので

家の中であれこれ悩むくらいだったら外に行って走ろう! 歩こう! って思うんです。

自分の中だけにとどめておけない。誘いたくなるんです。

技術的な才能が必要なスポーツだと、誰にでもってわけにはいかないけど

ランニングやウォーキングだったら、誰にでもできると思っています。

 

ノルディックウォーキングレッスン

 

_教えはじめてみて、どんなことを感じますか?

初心者はいろんなことを心配しすぎだと思います。

着る物はどうしたらいいか? とか、途中で歩けなくなったらどうしよう ?とか。

「人に迷惑かけちゃいけない」っていう人もいますが、気にしないで始めてみたらいいよ! 

って思います。

 

_はじめた人には変化がみられますか?

筋力不足で膝が痛いと言っていた人が、運動をはじめたら治ってきたとか

痛みが取れたとか。大会にでてみたいと前向きになる人がいたり、

ひと駅分歩いていくようになったり、いい輪が広がっています。

 

また、私がそうだったように、レッスンを目標に自主練を

してくださっている方もいらっしゃいます。長い距離みんなで歩きたい、

鎌倉の山道を歩くレッスンに行きたいので練習をしたり、

ウェアを新調したり。とても元気になっていっています。

 

_ノルディックで体を動かす人が増えていくことにどんな思いを持っていますか?

一番危うい層だと思っているんです、40代~50代って。更年期とか、筋力低下とか。

さらに、お子さんがいるママは、子どもが小学校卒業すると、出番が少なくなるんです。

小学校はPTAとかいろいろあるんですけど。

それがなくなってしまうと引きこもりみたいになる方もいらっしゃいます。

 

私たちの世代は“ゆらぎ世代”っていうらしくて、体調も心も変化がでてくる年齢です。

そこをみんなで元気に乗り越えていけたらいいな、と思います。

 

体動かすと、エンジンかかって、アクセル踏んで

自分の中から、自家発電ができる

 

_10年間子育て一筋で、運動を全くしていなかったのが

この5年で大きく変化した印象がありますが。

5年前に走り始めて一番よかったことは何ですか?

元気な人と沢山知り合えたことです。いくらママといったって、

月日が経てば少しずつ子どもは離れていく一方で、子どもが離れたらママはあまり関係ない。

じゃあ、その時に自分には何が残る? と思うといろんな人たちとかかわって

生きていたいと思うんです。家に閉じこもっているのは嫌。

心身ともに健康で、パワフルな人と沢山知り合えた。

それがい一番よかったことです。

 

_公美さんにとって、生活の中で走る、運動するってどういうことですか?

ヨガをやってみたときに感じたのですが、いろんなポーズで気持ちのスイッチが入ります。

やる気がわいてくるんですね。ランニングも走るとやる気がわいてきます。

 

相田みつおさんの言葉に「自分にエンジンをかけるのは、自分自身だからね」

というのがあるのですが、本当にその通りだな、って思います。

 

ランニングで自分にエンジンをかけるというか、

走りに行くっていうのは、ハードルかもしれないけど

体動かすと、エンジンかかって、アクセル踏んで

自分の中から、自家発電ができるんです。

自分で自分にエンジンをかける、本当にその言葉通りです。

あとは、よくリフレッシュ&チャージという言葉を使っていますが、まさにそれかな。

 

 

身体は一番の財産。元気に動ける身体にして、

人生を楽しみ、幸せになろうよ! 

 

_これから初めて見たい人に一言お願いします。

母の日イベント(※1)でモデルの前田典子さんが言ってくださった言葉があって、

「迷ったらGO」「思い立ったらGO」この言葉は多くのママたちに響いたようです。

私もその言葉を皆さんに伝えたいです。

 

40歳過ぎてと体力が落ちたなと感じるようになって。

40代でこれってことは、50代、60代になって、

子育てが落ち着いたら何かしよう、っていうけれど

そのころ動ける保障なんてないと思うんです。

ちょっとでも今の自分に対して、何かやっておかなきゃ、と思うなら、

ぜひ始めてほしいです。できるところからやればいいと思います。

 

自分の身体は、自分にとって一番大事な財産です。

だから、その一番大事な自分の身体を、元気で動ける状態にしてあげて、

人生を楽しみ、幸せになろうよ! といいたいです。

そのためには、運動する、そして続けるしかない(笑)!

自分を大切に。でも大切というのは、大事に優しくすることだけでなく、

時には、自分に厳しくともいえます。

だって、将来自分の足で歩けなくなったら、嫌ですよね?

生きている限りやりたいことをやりたいし、そのためにはまず体が資本と思っています。

 

_老後、というか60歳、70歳のイメージはありますか?

先日、山道具を買いにショップへいったら、女子だけで南アルプスを歩いたという

記事を見かけて。そういうのがやりたいです。

みんなで山に行ったり、自転車乗ったり。旅したり。できたらいいな。

自分の人生を楽しむため、そして、少しでも家族や地域や社会や未来のために

活動できるように、体力と精神力をつけたり、日々ストレス発散して、

心身共によい状態をキープしていたいなと思います。

タイムや距離を伸ばすため、技術を向上させるために運動をしているのではなく、

自分で自分をよい状態に保つために運動していると思います。

なので、勝負のあるスポーツや、チームスポーツはしません(笑)。

勝った負けた、が余計なストレスになるから(笑)。

 

_このインタビューを終えて、公美さんは改めて、60歳の新たな目標に向けて、

すっかりやる気になったそうです。

「そのためにも体力つけなきゃ!」と後日メールがきました。

 

 

※1  Happy Mother’s Day SMILE FESTA

チアアップマムの活動の一環として2013年から開催しているママによるママのためのイベント。日頃頑張っているママ向けのヨガやウォーキングレッスン、親子で楽しめるイベントなどを開催。2015年は5月10日(日)母の日に目黒通りにあるCLASKAにて開催。

※2 チアアップマム

 ラン、ヨガ、フットサル、スイム、ロードバイクなどのスポーツと子育てとの両立を楽しむ、二子玉川〜駒沢エリア在住のママが立ち上げたコミュニティ。

 

インタビュー・文/森村ゆき

この記事の著者

森村ゆき
森村ゆき
RunforSmile株式会社代表取締役。2004年に初挑戦したホノルルマラソンで、改めて体を動かす素晴らしさを体感し「より多くの人に体を動かす素晴らしさを味わってほしい!」と“スポーツ”と“コミュニティ”をキーワードに、さまざまな活動をスタート。
2005年、ホノルルマラソン完走をきっかけに友人たちと立ち上げた『PARACUP~世界の子どもたちに贈るRUN~』は、楽しみながら走ることで世界の子どもたちをサポートする仕組みをうみ、現在までの寄付額は約7000万円にのぼる。現在は、「体を動かすこと」でその人の健康を見直すきっかけを作り、「いつまでも健康で豊かな人生を送る人を増やしたい!」と、体に関するセミナーや大会の企画運営、講演、スポーツボランティアのマネジメントなどを行っている。
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