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「30歳を越えると痩せにくくなる!」これは何かやらないとまずい!(横山めぐみさんvol.1)

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今回インタビューさせていただいたのは横山めぐみさん

1979年9月生まれ、福島県会津出身。大学進学を機に実家のある会津を離れ上京、現在は東京都在住。子どもの頃から体を動かすのは好きだったが、登山やランニングに意識が向くようになったのは30歳を過ぎてから。2013年に100キロを48時間以内に完歩するというチャリティイベントOxfam Trailwalker Japanに会社の同僚とともに出場することとなり、その体力作りのために運動をすこしずつ始める。現在は友人たちとともに登山やランニングを楽しんでいる。

 

「30歳を越えると痩せにくくなる!」
これは何かやらないとまずい!

_よろしくお願いします。
めぐみさんは最近ランニングをしているそうですが、やろうと思ったきっかけはなんですか?

「30歳を越えると痩せにくくなるよ!」とか周りの人から
たくさん聞いていたから、これは何かやらないとまずい!と
意識し始めたことと、あとは、オックスファムトレイルウォーカー(※1)という
チャリティーのイベントに会社の仲間と出ることになって。
100kmを48時間以内に歩くというイベントなんですが……(笑)。


_え?!100km??

そうなんです。体力はそこそこあると思っていたんですけど、
48時間で100kmなんて、本当に歩けるのかな?
これは、練習しなきゃ!と思って。

Oxfam_2

_そのイベントに参加しようと思ったのはどうしてですか?

今勤めている会社が、このイベントに協賛をしていて。
それで、会社から、「出る人いませんか?」 って呼びかけがあったんです。
職場のみんなと面白そうだね、って話に。

このイベントはチーム参加が必須。
ひとりで歩いて、距離をつないでいくチーム制ではなく、
チーム4人全員で100kmを歩き切らなきゃいけないんです。
4人が全員で100kmを歩くので、ひとりでもだめになると
みんなに迷惑かけちゃうんです。
それで、ちゃんと体力つけなきゃいけない、
そこからですかね、本格的に運動を始めたのは。
2013月の5月がそのイベントだったので、
2013年の2月頃から少しずつ始めました。

 

_4人全員揃っては、確かに緊張しますね?

そうなんです。
実際に見たことはないんですけど、
途中で仲間割れしちゃうチームもあると聞いたことがあって。
そうならないためにも、ちゃんと歩けるように体力つけようって。
しかも、このイベントのコースは大半が山道。
だから、山登りの勉強も必要だったんですが、
まずは体力をつける方をと思って、手軽にできるランニングを始めました。

_チームでも練習はしたんですか?

しました。日帰りですが、山に3回は行きましたね。
そう、ちょうどその時に自由大学(※2)の山登りの講座があって、
それも受講しました。

登山ライフ_1

_イベントに参加してみてどうでしたか?

あのイベントは個人ではなくて、みんなで取り組んで、みんなで楽しむものなんですよね。
ひとりじゃなくて、仲間と一緒にやっているっていうのは、
とっても大きかったです。
去年参加したときは、サポートしてくれる人が本格的で、
途中でキャンプ場が休憩ポイントになっているところがあったんですが、
キャンプ場のロッジで、会社の人が奥様を連れてきてくれて
おいしい料理をつくってくれました。
そういうのがあるから完走できたんだな、って。

_結果、ゴールはできたんですか?100kmを48時間以内に。

できました。たしか46時間。制限時間ぎりぎりでした。夜中も歩きましたよ。

 

オックスファム

_よくがんばりましたね。がんばれた特別な理由ってありましたか?

このイベントに出るためには、決まった金額以上の募金を集めなくてはいけなくて、
社内で募金を募ったので、募金してくれた人はほぼ会社の人でした。
それがいい意味でのプレッシャーになりましたね。
ちゃんと完走しないとまずい! って。
きっと途中でリタイアしても「がんばったね!」とは言ってくれたと思いますけれど。

_これが運動を始めたきっかけなんですね。いきなりすごいチャレンジでしたね。

そうです。これがきっかけで、体力づくりしなきゃと思いました。
たしか33歳のときです。

_先ほど「30歳になったら痩せにくくなる」と、
周りからよく聞いていたと言っていましたが、実際に実感としてあったんですか?

ありましたね。体形の変化。
私は、毎日鏡で自分の体を見るんですけど、前からみて、横から見て。
前からだとあまりわからないんだけど
横からみたらお腹がちょっと前よりでてきたかな、とか
お尻が前よりたれてきたな、とか。

仕事で年に数えられる日数しかスーツを着ないんですけど、
たまに着ると上着は入るんだけど、パンツがきつい。あれ?って。
確かに痩せていた時に買ったスーツだけど、びっくりしましたね。
甘んじて大きいサイズに変えちゃうと、どんどん肥えていってしまう気がして。
これは、何かやらなきゃなって。

あと、30歳くらいのときに受けた健康診断で指摘されたことがあって
自分の体の衰えを感じたり。
そんなことがあって、自分の体に意識が向くようになりました。

それで、なんか毎日続けられることなんだろう?と思って。
最初はスポーツジムに通ってみたんです。でも続かない。
マシンはやらなかったですけど、ヨガを中心に、
道具を使ったプログラムとか最初の2、3か月は行っていたんですよ。
でも、だんだんと行かなくなって。ただお金だけ払ってるだけ……。
すごくもったいないことしました。
今思えばあのお金を、ほかのことに使えたんじゃないかって思う。
それから、お金かけずになんかできることないかな、と考え始めたんだけれど、
それってもう自分でできることをやるしかないんですよ。

 

いざ走っちゃうと、走ることのハードルって低くなりました。
つらかったら歩けばいいし。

_体を動かすのは嫌いじゃなかったんですか?

嫌いではないですね。体動かすのは。
特別に運動神経がいいわけじゃないんですけどね。
泳ぐのは、超苦手。ほぼ泳げない。
だから水泳は無理だなって。
で、行きついたのがランニング。
ランニングなら、自分のペースでできるし、
取り組みやすいかな、と思って。

_ランニングを始めるのにハードルはありませんでしたか?

いざ走っちゃうと、走ることのハードルって低くなりました。
走る前って実際よりもハードルが高く感じるっていうか、
そう思っている人、実は多いと思いますね。

長い距離を走ることに対してのハードルは、たしかにありましたけど、
いきなり長い距離を走ろうとか、長時間走るとか考えていなくて。
いきなり“長い”のは、到底無理だと思っていたので、
短い距離からちょっとずつ始めればいいや、と思って始めました。
今でもそうですけど、目標とか、ハードルを高く設定はしないようにしています。
つらかったら歩けばいいし。ゆるいところから始めましたね。
ゆるいところから始めていったので
あんまりつらいとか大変だって思わなかったです。

_ハードルを高く設定しない、とてもいいですね。

ストイックにやっちゃうと私、絶対だめだな~って思って。

_走り始めて何か変わりましたか?

私、走ることで、そんなに大きな変化を期待していないんですよ。
でもちょっとした変化はあるんですね。

この前ふと思ったのは、なんとなく最近ふくらはぎが少し細くなったかな、とか。
前よりは足がむくみにくくなった気がする、とか。
なんとなく……ですけれどね。
あとは、自分の体により意識が向くようになりました。
健康っていうことにより気を使うようになったっていうか。

_たとえば?

運動って健康のためには、無理のない範囲で続けたほうがいいと思うようになって。
それで、オフィスの階段降りを始めました。

_え?オフィスの階段降り?

会社のオフィスが18階で。
のぼりはやらないですけど、上にあがったら必ず降りるので、
降りるときは階段使っています。
階段降りを、仕事のある日は、ほぼ毎日やっていますね。

_18階から降りているの? ハイヒールで? 毎日?

降りています。
ヒールが高い靴のときは、さすがにやらないですけど。
お昼にはお弁当を買いに外に出るわけで、毎日やることじゃないですか。
溜めてやるのはできないから、毎日続けられることって何だろう? って思って。
絶対に毎日やることがあるのだから、その中に何かできることを組み込んでしまうと
無理なくできると思うんです。
毎日やることで習慣づけしてしまえば、それが当たり前になりますよね。
ちょっと気が乗らないな、っていうときも、足がそっちに向いているんですよね。

 

_すごいですね!

それは繰り返しているうちに、できるようになりましたね。ようやくっていうか。
あとは私、昔から猫背って言われていて、自分でも気になっているんですけど
猫背なのって一時的な動作が元になってそれを引き起こしているわけじゃなくて、
日常の動作とか、姿勢の癖が元になって、それが固定されちゃっているんだと思うようになって。
歩くとき姿勢を気を付けようとか、
今までは電車で立っているときに、片足に重心をかける癖があったんですが、
気づいたときはちょっと気を付けようとか、
そういうところに意識が向いた気がします。

※1 オックスファムトレイルウォーカー https://oxfam-mng.com/web/web.html
オックスファム・トレイルウォーカーは4人1組のチームで参加する世界的に行われているウォーキング・イベントです。自分の体力に挑戦すると同時に、参加をきっかけに寄付金を集めて国際協力に貢献するというもうひとつの挑戦が用意された企画。

※2 自由大学 http://freedom-univ.com/
「大きく学び、自由に生きる」をテーマに、知的生命力がよみがえるユニークな講義を展開する学びの場。IT、出版、旅、ライフスタイル、日本文化、これからの働きかたなど、時代が求める様々なテーマで、自ら考え、自ら行動する姿勢を育む場所。

 

Vol.2を公開しました!

「がんばり過ぎるとがんばりが早く終っちゃう。毎日できることをちょっとずつ」

初フルマラソン挑戦のことや、コツコツと続けることについてお話をうかがっていきます。

インタビュー・文/森村ゆき

この記事の著者

森村ゆき
森村ゆき
RunforSmile株式会社代表取締役。2004年に初挑戦したホノルルマラソンで、改めて体を動かす素晴らしさを体感し「より多くの人に体を動かす素晴らしさを味わってほしい!」と“スポーツ”と“コミュニティ”をキーワードに、さまざまな活動をスタート。
2005年、ホノルルマラソン完走をきっかけに友人たちと立ち上げた『PARACUP~世界の子どもたちに贈るRUN~』は、楽しみながら走ることで世界の子どもたちをサポートする仕組みをうみ、現在までの寄付額は約7000万円にのぼる。現在は、「体を動かすこと」でその人の健康を見直すきっかけを作り、「いつまでも健康で豊かな人生を送る人を増やしたい!」と、体に関するセミナーや大会の企画運営、講演、スポーツボランティアのマネジメントなどを行っている。
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